令和4年執務始め式で訓示いたしました。
「令和4年度は、市税全体では新型コロナウイルス感染症発生前の水準には及ばないものと見込まれます。また、第二次総合計画後期基本計画をはじめ、各種計画に位置付けた事業を着実に進める必要があることや、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と社会経済活動を両立するための対策が求められることから、大きな財政需要が見込まれます。
本年度に引き続き、極めて厳しい財政状況となることが予想されますが、スマートシティやゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みを本格化させていきたいと考えています。
依然として、市民の暮らしや地域経済の先行きが不透明な中での新年のスタートとなりますが、市民の声を大切にしながら、わかりやすい情報発信に努め、スピード感を持って政策を実行していくことで、「幸せ日本一とやま」の実現を目指していきたいと考えています。
このためには、行政と住民・地域・企業・大学・各種団体が、それぞれの力を結集することで、混沌としたこの時代を「オール富山市」で切り開いていかなければなりません。市の組織においても各部局が繋がり、連携し、大きな課題に果敢に立ち向かっていく、「繋がり、挑む」という決意を胸に職務に邁進していく所存ですので、職員には、現場重視、スピード重視、市民重視の姿勢を忘れず、一丸となって職務に当たっていただきたいと思います。」